split-bar

関節リウマチの診断

関節リウマチの診断には、問診、画像検査、血液検査、尿検査、関節液検査などさまざま検査が必要となります。

関節リウマチ分類基準

検査の結果より、下記分類基準で関節リウマチの確定診断を行います。
合計6点以上で関節リウマチと診断されますが、6点未満の場合でも関節炎の状況などから関節リウマチと診断する場合もあります。
＜参考：ACR/EULAR関節リウマチ分類基準2010＞

腫れまたは圧痛のある関節数

大関節

1カ所0点

2～10カ所

1点
小関節1～3カ所2点
4～10カ所3点
最低1つの小関節を含む11カ所以上5点

血清反応

リウマトイド因子、抗CCP抗体の両方が陰性0点
リウマトイド因子、抗CCP抗体のいずれかが低値陽性2点
リウマトイド因子、抗CCP抗体のいずれかが高値陽性3点

罹患期間

6週未満0点
6週以上1点

炎症反応

CRP、ESRの両方が正常0点
CRP、もしくはESRのいずれかが異常高値1点


arrow リウマチ科へ戻る  arrow 関節リウマチの治療

split-bar