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膝の人工関節手術の時期などについて

Q 膝の人工関節手術の時期などについて

53歳・男性

53歳・男性

リュウマチと診断されてから約30数年、20年前に両手首の固定手術、10年前には右足首の固定手術をしました。
痛みや不自由さが緩和されるとの自分なりの解釈で手術しましたが、手首は握力の減少と外側への変形での不自由さ・足首は固定以外の所がギリギリと音をたて骨がこすりれて痛みがひどい状態です。
幾度かの固定手術を経験してきましたが、手術をして楽になったとの実感を感じていないのが現状です。
そして今、非常に悩んでいます、15年前から両膝の関節が擦れ、ギリギリ.ボキボキと音を立てて非常に痛みます、椅子からの立つ時には激痛が走り、階段も上れない状況です、そこで膝の人工関節を検討しているのですが、どこの病院の門を叩いたら良いのか迷っています。
現在はリュウマチの治療はしていません・・また、また思惑通り手術後は痛みもなく、階段も昇れるようになるのだろうか? 入院期間はどの位になるのだろうか? 
両膝を一度に手術出来るのだろうか?
等々の疑問を抱えております。お忙しいところ申し訳ございませんが、お教えいただけたらと思います、よろしくお願い致します。

A ご回答

ご相談の内容から推察しますと、日常生活にかなり支障が生じているようです。患者さんには人工膝関節置換術が必要と思われます。
 術後は、一般的には痛みは80~90%は軽減します。
 手術を希望される場合は、人工膝関節を数多く手がけている医療機関をお薦め致します。
 高崎市周辺では、当院。前橋市では前橋赤十字病院・群馬大学が、年間相当の手術を行っていると思われます。

 手術後は、一般的には2kmは歩けるようになります。階段も手すりを使えば、なんとか昇降は出来るようになります。
 両膝を一度に手術することは可能ですが、危険も伴いますので、片方を行ったのちに、4週間後位に反対側を行うのが推奨できる方法です。

 入院期間は、片膝で6~8週間。両膝で10~12週間位が必要です。


回答医師/井上

回答医師/井上


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